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じつは、スリに遭いました。ぼくじゃなくて知り合いが。
昨晩、アトゥくんの研究室の卒論生がBCNに来ているということで、一緒に飲みにいきました。合計8人。アトゥくんの後輩が泊まっている安宿で同部屋の人とか、どこかで会った日本人旅行者とか、正体不明のオーストリア人とか、そんな感じでお互い初対面のような妙な会合でした。 で、大人数だったので、おばちゃん家に行ったんですよ。おばちゃん家というのは、量が多くて安いので(特別おいしいというわけではないけれど)、お客さんが来たときによく使うバルなんです。で、帰り際にハンサムボーイ京大生くんのカバンがない、と。そういえば、一度背後に女の人がいた気がすると、彼。アトゥくんも、そういえば誰かいたかも、とのこと。でもその他の6人はまったくその人影に気づきませんでした。ある意味、烏合の衆です。すみません。 じつはバルセロナで同行者がスリ被害に遭うのは二度目です。前のときは、見るからにいかがわしい東欧系のこども3人がチラシ片手にテーブルにやってきて、こりゃまずいってことで追い払ったんですけど、あとで机の上に出していたデジカメがないと。確かにその彼女がデジカメを机に出していたのはまずかったけれど、そこは観光客がほとんど訪れない界隈だったし、天気は晴れでじつに気持ちのよい昼下がりだったんだもの。そりゃ少しくらい気分は緩まりますよ。 今回だってそう。ぼくの行きつけの店だったし、店員とも(たぶん)顔見知りだし、確かに花売りのアラブ人はたまに入ってくるけれど危ない雰囲気はそんなにないし、ぼくは学校で集中して研究作業を終えたあとだったから完全にリラックスモードだった。おまけに、パーティ用のややプライベートな空間だったから、安心しきっていた。だからこそ、残念。やっぱりここは気の抜けない都市。 まあ、その彼もすぐにクレジットカードを止められたし、幸運にもパスポートは宿に置いてきていたので、被害は最小限に留まりました。変な言い方ですが、首絞め強盗に遭うよりかはまだマシだった。被害にあった人の不注意さを指摘するのは簡単です。でもね、軽率さを批判したって仕方ない。盗られるときには盗られるんです。もちろん、ランブラスとかグラシア通りとかサンツ駅などの観光客だらけの場所では、工夫さえすればスリを回避することができるでしょう。でもね。おばちゃん家ね。ああ残念。鼻ピアスの店員のお姉ちゃんは「申し訳ない」と謝ってくれたけど、別にアナタのせいじゃないよ。 こちらではマグレブ系が危ないと言われていて、実際そうなんだけど、その固定観念の間隙を衝かれたんだなあ。ハンサムボーイ京大生くんとアトゥくんの目撃情報では、スペイン人風の若い女性だったらしいし。まわりの人間をすべて疑ってかかるのは、確かにスリを防ぐ鉄則ではあるけれど、それって頭で考えているより大変な作業でしょ。 【教訓①】 大人数で飲むときは、一番人との接触が多いと思われるところに現地人が座るべし。昨晩、ぼくはよりによって一番奥のお誕生日席にいました(めでたいヤツ)。 【教訓②】 大きい、あるいは重いリュックなら下に下ろしてもいいけれど、小さめのカバンならそれを身に着けたまま食事をするべし。
by quaderns-bcn
| 2004-09-22 23:56
| バルセロナ!
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