カテゴリ
以前の記事
2006年 12月
2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2週間ぶりにアルチウで作業。部屋へ入るなりマリアッテに「まあ!ずいぶん髪切ったのね!」といわれる。このおばちゃんは微妙にシャイな人で、いままであんまり会話らしき会話をしたことはないのだけど(もちろん資料の頼みごとをしたことはある)、いきなり軽やかに語りかけられたので一瞬返事につまる。
そのあと話し好きのエドゥアルドにつかまり20分くらい作業にならなかった。気のいいおっちゃんで、生粋のカタラン人なんだけど大のバルサ嫌いで(バルサが勝つくらいならマドリーが勝つほうがいいと常々言っている)、熱狂的なブランキアスル(エスパニョールのファンのこと)です。「おい、日本人のペリコを発見したよ」という。ペリコというのはファンクラブのことで、どうやらクラブに公認されているらしい。すごい人がいるもんだね。だって単なるファンサイトじゃなくてクラブ公認のサイトだぜ?しかしまさか旧市街のアルチウのPCで日本語のブログを見ることになるとは思わなかった。主催者の人はライターもりもとくんや監督KAZUくんと知り合いの可能性大。というか絶対知り合いのはず。 研究はといえば、例によって法学者の難解な論文に翻弄される日々。56年法のあまりに理論的な内容を見ていると、これは独裁政権時代だったからこその法律なのではないかとふと思ったりする。あと、やはりセルダの計画理論はすさまじい。とても19世紀半ばのものとは思えない質の高さ。実際にBCNの拡張地区に住んでみてその快適さを実感すると、彼の土木技師のパワーに感服せざるを得ない。あれは建築家に対する土木技師の勝利だった。BCNの魅力というのは本来的には建築にではなく、都市基盤にこそ見出すべきなんじゃないかと思うときがある。
by quaderns-bcn
| 2006-04-03 22:45
| 研究
|
ファン申請 |
||