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ドタマ来た。もー限界。同居人を追い払うことにしました。
自分勝手というか、育ちが悪いというか、甘やかされて過保護で育ってきたんだろうなあ、という雰囲気満載の女なんです。え?名前ですか?何かあった気がしましたけど、忘れた。だからデブでいいです。D・E・B・Uで。顔は曙に似てます。品のない目とか不満そうな口もととか体型とかそっくりです。以下、デブの配慮に欠ける行動の数々。 ・空き部屋の次の住人を勝手に決めてた。ここ。 ・電話を使うときにぼくの了承を取らない。自分のものだと思ってる。それ、ぼくのだから!! ・フィエスタをやるときも事前にぼくに連絡がない。疲れて帰って来たらどんちゃん騒ぎをしていることが何度かあった。許可くらい取れ!! ・うち、禁煙なんですけど、守らない。さすがにぼくがいる横では吸わないですが、基本ばれなきゃいいと思ってる。ばれてますから!! ・いちいちオーバーアクションでうざったい。路上でやってろ!! ・感情の起伏が激しすぎ。ホームシックなら荷物をまとめて一刻も早く国へ帰れ!!! ・テレビがいつのまにか私物化。もう少し活字読め!! ・コーラ飲みすぎ!ダイエットしろ!! ・肉ばっか食うな!魚や野菜も食え!! ぼくがリビングで研究作業をしているときにリビングで平気で大声で騒ぐ。昨晩もそうでした。だから「静かにしろ」って言ったんです。そしたら睨んできやがる。「ここで話したらダメなの?」って。 カッティーン。黙れデブ。 まあ、ぼくは自分が怒っているときも案外冷静なので、「誰も話をしたらダメなんて言ってないじゃん。もう少し小声で話せ、っていってんだよ」と、こちらも睨みながら返答です。もう我慢できないから出てけと言おうと思ったのですが、そのときデブのチリ人の友達もいたので、せっかくの会合をバトルトークの会場に変えてしまうのも粋じゃないと思って、やめときました。 うちにはイリアナというメキシコ人もいて、彼女はmuy rasonableなんです。決してぼくの邪魔をするようなことはないし、たとえば友人を泊めるときでもぼくに一言許可を求めてきてくれる。こういうのって、重要でしょ?少なくとも日本人にとっては。常にぼくの生活リズムを尊重してくれる、理想的な同居人です。それが一昨日の夜、イリアナとデブが夜中に大声で大喧嘩しまして。こういう喧嘩はこれまでも何度かあったので、また始まったよと思って放っておいたのですが、あとでイリアナが半べそをかきながら、もうここを出て行く、と。 2人の間に何があったのかはとくに詳しくは聞きませんでしたが、デブに人間としての問題があることは100%確かです。イリアナはデブのことをcabeza problemáticaって言ってました。怒髪天を突いてます。アナタが出ていく必要は全然ないんだよと説得したんだけど(ぼくはアナタと住むのはとても心地よくて好きだよ、と)、もう5日も一緒に居たくない+関係をすべて切りたい、とのこと。関係を切る、って相当ですぜ。 今朝、デブが呼び寄せた友達(ノエリア)がリビングに来たので、こりゃチャンスだと思い、思っていることを洗いざらい話しました。本当は本人に直接言わなきゃダメなんだけど、デブはバカだから人の話を聞けないんですね。すべて自分の都合で世界が構成されている。だから外堀から埋めていく。これも作戦のひとつです。ノエリアは深刻な顔をして聞いてくれました。あなたの言うことはもっともだとも言ってた。デブに言っておく、とも。でもぼくはもう我慢の限界よ?と彼女に言い残して学校に来ました。 完全に調子に乗ってるんですねー。だいたいこの立地で何故一月220ユーロという破格の安さで生活できているのか全然分かってない。日当たりもよい。電話もある。あまつさえ、ネットだってやらせてもらえる。それで220ユーロのピソがあるんだったら見つけてみろっての。ぷんぷん。 デブとイリアナをうちのピソに紹介したのはクミコさんという友人なのですが、さっそく彼女に電話して一通り愚痴ったあと、週末に彼女を交えてちゃんと話をすることにしました。クミコさんいわく 「彼女(デブ)、世間知らずの甘えん坊さんだからねー」。だったら紹介するな!! いや、クミコさんはとてもいい人ですよ。だからその場に居てくれるよう要請したわけ。 ぼくは、普段どちらかというと鷹揚な人間(のはず)なので、細かいことにいちいち目くじら立てて注意しません。今回はそこに付け入られた感じ。そういう人間にはそのたびごとにしっかり言わないと分からないよ、とアナタは思うかも知れない。でもいちいち言いませんよ。だっておれ日本人だもん。面倒くさいもん。何よりも、ぼくのピソだもの。みんながみんな同じ権利で生活している共同フラットとはわけが違う。ここはぼくの生活の基盤であり、同時に研究の場でもあるんだ。 帰国まで憂鬱な日々が続きます。ああ。
by quaderns-bcn
| 2004-10-27 22:20
| バルセロナ!
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