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ぐおー
野球狂のおいらとしたことがーーー きのう10・19ってば誰が何と言おうと10・19ですよ奥さん。何で映画の話とかしてるんだ。 「王、長島のころはよかった」と語るおっさんと同レベルなのかもしれませんが、敢えて言わせてください。あのころの野球は熱かった。毎日白熱してた。パリーグはほとんどテレビ中継がなかったから、部屋で息を殺してラジオを聴いてた。近鉄専門のラジオ局がありまして。ピロリロリーン♪って突如入る他球場の試合経過に一喜一憂したり。大事なところで西武はほとんど負けなかった。憎らしいほど強かった。当時の近鉄は、ブライアントや鈴木貴久、金村や村上がいて、阿波野がエース。吉井が抑え。他にも小野とか山崎とか、多士済々。みんなかっこよかった。これでも西武にはなかなか勝てなくてね。 10・19はあまりに多くのエピソードと人生への教訓に満ちていて、わが人生、もはやこれを超える試合にはめぐり合えないとまで思う。ああいう試合を、といまの選手に望んでもちょっと難しいでしょう。みんな個人成績を気にしすぎ。気迫が漲っている選手もあまり見かけないし。これは見た目の問題じゃないですよ。たとえば阿波野なんて見た目はクールだったけど、こいつ相当負けず嫌いだよなあ、と中学生なりに思いましたもん。最近だと、ロッテの黒木が気合系選手として人気を博していましたが、あれくらいの選手なら当時ごろごろいた。いまは「勝つ」ことより「いい成績を残す」ことに目が行ってしまってる。よって、チームにドラマがない。 「This is プロ野球ーー!!」という名実況を残したのはテレ朝のアベロクさん。ロッテのサードは水上で、近鉄のバッターは新井だった。ニュースステーションがニュースをやらないで試合を中継したのをよく覚えている。あれは希代の大英断だった。プロ野球は確かに愛されていた。そして、いまも愛されているとぼくは思う。だからこそ、あの感動をもう一度。
by quaderns-bcn
| 2004-10-20 22:44
| 日本昔話
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