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平穏無事な土曜日、というか、日がな一日自分の研究に勤しんでおりました。まだ家から一歩も出ておりません。これじゃいかん、ということで買い物に出かけてきます。うち、横がスーパーなんです。とっても便利。ビールもきれてたし、補充しとこ。
って、閉まってるじゃーん! メルカドーナ(スーパーの名前ね)! がーん あれ?今日何日だっけか?と自問自答して気づきました。9・11といえば、世界的にはあのテロの日として記憶されているのだろうけれど、ここカタルーニャでは何かの休日です。えーっと・・・何だっけな・・・まあとにかく何かの休日です。たぶんキリスト教系の(って適当だな) と思いながら、両脇の建物を見上げると、あるわあるわ赤と黄色のストライプ、カタルーニャの州旗が。そうだ、今日はカタルーニャ独立記念日だよ!いやー、買い物に出なければまったく気づかないところでした。 愛郷心の強い土地柄ですから、カタルーニャ関係の休日の際にはこういう風景をよく目にすることになります。広場ではサルダーナも踊られていたことでしょう。しかし、今日明日のぼくの食材はどうするんだ!仕方ないので、家の目の前の年中無休の商店(ここはいつも空いているかわりにあまり安くない。野菜だけは安いけど)でビールを数本買って、むなしく部屋に戻りました。 というわけで、夕食は冷蔵庫の余りものを使って、ヒヨコマメとブティファラ(白ソーセージ)の煮込みをつくることに決定。もう煮込みはじめて、いい匂いが漂っております。楽しみー ■
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by quaderns-bcn
| 2004-09-12 04:29
| バルセロナ!
家では集中できないので学校に来て作業をしていたら、アトゥくんに会いました。彼は交換留学でETSABに来ているのですが、家でネットができる状況にないので、だいたい学校が居場所になっているんです。建築学部の6階のネットルームに行けば90%の確率で彼に会うことができます。
久しぶりに彼に会った、というわけじゃないのですが、積もる話もあったので行ってきました。 魚屋に。 魚屋というのは、文字が意味する魚屋、つまり魚を売っている店ではなく、港沿いの汚い路地の一角にあるバルのことです。La Plataという至極まっとうな名前があるのだけれど(それがバルの名前として相応しいかは別として)、ぼくらは親しみを込めて魚屋と呼ぶ。 なぜかというと、ここの看板メニューが鰯だから。しかもこのバル、メニューがこれを含めて3つしかないんです。鰯フライと魚屋サラダ(トマト、たまねぎ、オリーブのみ。アンチョビを載せることもできる)、あとはチョリソのピンチョ。それぞれが素朴な味で、何よりも安い! 内訳は分からないけれど、たとえば今晩は2人で鰯を3皿、サラダを1皿。これをつまみにビールを2本ずつ。これで1人4ユーロちょっと。ここはワインが激安なので、ビールの代わりにワインを取ればもっと安くなる。樽だしワインで、コルタードのグラスで出てくる。これが0.6ユーロ。 バルの雰囲気もよい。店内は、いつ行っても与太れたおっさんやしおれたおばちゃんでいっぱいだ。若者の姿も見かける。ワインを如雨露のような容器に入れて、そこから垂らすように飲んでいる人も多い。店内が狭すぎるので、溢れた人は路上で鰯を齧り、ビールを飲む。何ともいえない、心地のよい賑わいが暗い路地を占拠している。 料理がおいしいバル、雰囲気がよいバル、安いバルというのはいくらでもあるけれど、それらを黄金の配分で兼ね備えているのは、知る限りでは魚屋だけだ。だから、週末になると、「そうかもう金曜日か、じゃ魚屋行くか」ということになるんです。 ■
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by quaderns-bcn
| 2004-09-11 13:23
| きままな食卓
あー疲れた。
同居人とケンカ、というわけじゃないのだけれど、激しい言葉の応酬でぐったりと疲れてしまいました。 同居人は、メキシコ人♀、アルゼンチン人♀(姉)、アルゼンチン人♂(弟)なんですけど、弟が10月末にうちのピソを出るらしいのです。で、当然空き部屋が出ますわな。ちょうどそれと前後して、姉の友人が彼女を頼ってBCNに来る、と。 ここまではいい。何の問題もない。 で、姉が言うんです。「Ale(弟)が出て行ったら、友達そこに住んでいいでしょ?てゆーか、そう伝えちゃったしー」。っておい!それって事後承諾じゃねーか!!だいたいその部屋の値段勝手に決めて半分ごり押しで入ってきて部屋の引継ぎ権限まで行使すんなー(このへんの事情については割愛) そりゃいかんよ君、というぼくの反論がゴングでした。まあ、いろいろ言ってくるんですが、「ここ誰のピソ?」「何でいろいろ許可なく決めちゃうの?」「誰のピソここ?」「だーかーらー、その友達、別のところ探せばいいじゃん」とこちらも応酬です。 やっぱりね、家主のぼくに事前の相談もなく、勝手に話を進めていたことがカチンと来たんです。ただでさえ、このピソを相当な好条件で貸してあげているのに、この仕打ちです。このアルゼンチン人姉妹は、基本的にはいい子達なんですけど、ものごとに対して横着なところがあって、日常生活のだいたいにおいて鷹揚に構えているぼくをイライラさせることがあります。 ま、経過は省略しますが、ちゃんと話し合って、その友人は1月いっぱいまでならいてもよい、ということにしました。現在BCNは極端なアパート不足ですから、ぼくのまわりにも部屋を探している友人は何人もいるわけです。もし部屋が空くのであれば、ぼくだってそれら友人に部屋を提供してあげたいと思うのは当然でしょ? いやしかし、外国語で怒るのってストレス溜まりますね。怒ること自体は感情の激発だからいいんだけど、やはりそれに言葉がついていかないのがもどかしい。 あ、姉がぼくを呼んでいます。 え?何?あ、クッキーくれるの? ありがとう。 いやいや、いいやつなんですよ、基本的には。 ■
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by quaderns-bcn
| 2004-09-10 01:46
| バルセロナ!
奨学金の更新手続きに行ってきた。手続き、といっても、オフィスに行ってサインするだけ。ありがとうございますスペイン政府。これであと1年食いつないでいけます。しかも月額100ユーロ増えたし。わーい。旅費は出なくなったけれど、贅沢は言えません。
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by quaderns-bcn
| 2004-09-08 21:05
| 大学院
今日はTridimenciudadに行ってきました。ぼくが在籍しているバルセロナ高等建築学校ETSABの学生有志が今週主催しているイベントで、BCNの代表的なプロジェクトをネタに議論しようじゃないかというのがその主旨です。
ぼくが参加したかったのは、朝一番の"La Rambla del Raval"というセッションでした。ラバルというのは旧市街の一地区の名称で、一般的に危ないといわれている地区ですが、ぼくの研究対象地でもあります。発表者もPere CabreraとFerran Sagarraという、旧市街研究者には垂涎の(?)組み合わせ。これは行くしかない。むしろ、踏み込んだ質問までしようと思っていたくらい。 しかし・・・そのセッションだけ見逃してしまいました。寝坊したわけじゃないですよ。ぼくは基本的に寝坊はしないんです。10:00開始だったのでちゃんと定刻通りに学校に到着しました。でも会場は学校じゃないとのこと(確認しておけって話)。で、指示されたのはあまりよく知らない界隈。結局、1時間以上探し回るハメになりました。一番おいしいところを逃すとは・・・とほ。 数年前、タダ券をもらってヤクルト・巨人戦を神宮まで観戦に行ったとき、たこ焼きを買いにいっている間に松井のホームランを見逃してしまったことがあります。それと同じです。 それでも、この手の企画にしてはなかなかしっかりした構成で楽しめました。興味をそそられるテーマはたくさんあったのですが、出席したのは①レセップス広場の整備事例と②トリニタット・ノバの住宅開発の事例。①はA. ViaplanaとM. Domingoが熱弁を振るっていました。残された負の遺産をどう改造していくかに焦点。ふたりともけっこうな齢だと思うのですが、元気です。Porcioles時代の「都市計画暗黒時代」はもっと研究されてよいはず。 ②は、「住民参加による再開発」という言い回し以外には表現できないと思われる事例で、その方法論やプロセスにとくにこれといった新鮮味は感じませんでしたが、地元住民組織のおばちゃんと市の担当のおじちゃんと住民組織に出入りしている若い女性建築家の、まるで漫才のような掛け合いが、その地区への深い愛着を感じさせてくれました。シビック・プライドというのは都市計画の原動力。いつも思うのだけれど、こちらでは建築家が地区住民組織にしっかり入り込んでいて、しっかり設計活動をしている。感心します。 休憩中にロビーでコーヒーを飲んでいたらQuimに会いました。最後に会ったのは6月末だから、久しぶりです。夏休みにメノルカ島に行って来たという彼は、長かった金髪をばっさり切り若大将のような風貌になっていました。彼は同じ博士課程に在籍している建築家で、ぼくが右も左も分からずオロオロしている最初の授業で声をかけてくれたのがきっかけで、その後もよく話すようになりました。ぼくのスペイン語の陰の先生で、彼のイントネーションをよく真似したものです。 ■
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by quaderns-bcn
| 2004-09-08 00:02
| 研究
これブログって言うんですか? ちょっと検索したら、「たった5分で開設できますっ!」と煽られたものだから、煽られた通りにカチカチ画面を進めたら、アラ不思議、本当に5分で設定完了ですよ。PCオンチのぼくでもできるのだから相当簡単です。
最近ですね、物忘れが激しいんです。過去のことも未来のことも。ええまだ28歳です。せっかくスペインで研究生活を送るというネタに事欠かない環境にいるのだから、その足跡くらいあとで思い出せるようにしておかないと勿体無いかと。 じつは留学開始当初から日記のようなものはつけていました。もちろん毎日つけていたわけではありませんけど。隔週くらいですかね。ここも一月もすればそれくらいの頻度になるのではと予想します(コラ)。 まあとにかく、バルセロナ(ここのBlogではBCNと略記・・・しようかしら)あるいはスペインのお気楽ムードが伝われば、ぼくとしては望外の喜びである。 と、本のあとがきみたいになってしまいましたが、嵐の中、開始だ! いや、ほんとにいま嵐なんですよBCNは。雷が怖いよー ■
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by quaderns-bcn
| 2004-09-07 10:12
| バルセロナ!
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